駄文

個人的備忘録

『檸檬』を使ったテロリズムのすゝめ

物騒なタイトルだけど、物騒な内容じゃないし、テロリズムもあんまり関係ない。

 

梶井基次郎の『檸檬』をたまに読みたくなる。

梶井基次郎 - Wikipedia

 

【『檸檬』のなげやりな要約】

「ある不吉な塊」に心を押さえつけられている「私」。

そのせいで以前は好きだった丸善(という本屋)も、どんな美しい音楽も詩も、辛抱がならなくなった。

今は汚い洗濯物が干してあったりむさくるしい部屋が覗く裏通りのようやみすぼらしくて美しいものが好きだ。

ある日お気に入りの果物屋で檸檬を1つ買った。「私」は檸檬の形や香りや色彩、その重さが好きだ。檸檬に想いを馳せているうちに丸善の前に来てしまった。今日なら入れる…そう思って丸善に入ってみたものの、また憂鬱が支配する。

「そうだ。」

「私」は本を積み上げ、その上に檸檬を据えつけ、丸善を後にした。

もう十分後には丸善が大爆発をするのだったらどんなに面白いだろう。そうしたらあの気詰まりな丸善も木っ端微塵だ。

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という短いお話。

主人公は気にくわない丸善を爆破して吹っ飛ばす妄想をすることで、愉快な気分になる。

 

これ、私もたまにやる。

檸檬を買って学校の前に置いてみたり、スカイツリーの前に置いてみたり、国会議事堂の近くに置いてみたり、職場の近くに置いてみたり。

 

実際爆発するわけじゃないけど、頭の中で爆発させているからスカッとする。

私の中では爆発しているけど、実際は誰も傷ついていないから良い。オススメ。

「実際は爆発していないわけだから発散にはならないだろう」と言われるかもしれないけれど、妄想の中ではちゃんと爆発しているから大丈夫。妄想から覚めたらまたやればいい。

ポイントは同時に何箇所も爆破させないこと。一つ一つの檸檬を大切にし、想いを馳せていかなければダメだ。

所詮妄想なので、あまりに四方八方手を出してしまうと、妄想力が弱まり爆破するほどの火力が無くなる。二兎追うものは何とやらという奴だ。

 

さあ、みんなも檸檬を片手にレッツ、テロ。

とか言って、テロ等準備罪で逮捕されないだろうな…。施行まであと3週間くらいあるから大丈夫でしょう。なんちゃって。

 

 

補足

テロリズムの定義は「政治目的を達成するため暴力を行使すること」だから

丸善爆破はテロ行為ではないのでは  という疑問を抱く人もいるだろうけど、本を読んだら、これはテロなのではと思う部分があるから一応テロリズム扱いにしてみた。それだけ。